年齢や高血圧、喫煙等の何らかの理由によって
脳の動脈の分かれ道に瘤ができることがあります。
これを脳動脈瘤といいます。
この脳動脈瘤は薄く非常に弱い状態にあります。
いつ破れるかはわかりません。
しかし、MRIによる検査ではこの
未破裂の脳動脈瘤を発見できます。
閉所恐怖症なら狭いMRIは苦手かもしれません。
暗くて狭いMRI装置よりも明るくて
開放的なオープンMRIで検査を受けませんか?
くも膜下出血はどうして起こる?
くも膜下出血はくも膜下腔にある脳動脈瘤が
破裂して出血を起こす病気です。
出血の部位や程度によって、
症状や後遺症は異なります。
しかし、多くはハンマーで頭を殴られたような
今まで経験したことのない痛みといわれています。
そのほかには頭痛、吐き気、意識消失、
重症では死亡する場合もあります。
くも膜下出血の前兆ってあるの?
くも膜下出血は何の前兆もなく
発症する場合がほとんどです。
中には、くも膜下出血になる数日前に血圧が上がったり
下がったりする方、めまいがする方、頭痛がする方、
物が二重に見える方等がいらっしゃいます。
しかし、普段の不調とはなかなか
区別がつきにくいですよね。
少しでも気になる症状がある方は、
オープンMRIを受けましょう。
未破裂の脳動脈瘤が見つかるかもしれません。
くも膜下出血になる前にオープンMRI
ご家族にくも膜下出血になられた方がいる場合は、
同様にくも膜下出血を起こす確率が高くなります。
また、一度くも膜下出血になられた
方も再発する危険性があります。
もし、未破裂の脳動脈瘤を破裂する前に治療できれば、
治療せずに破裂してしまった人と比べて、
リハビリにかける時間も少なく早く回復できます。
そうなれば、社会復帰できる時間も短縮できます。
あなたは、リハビリにかける時間と脳ドックに
かける時間のどちらを選びますか?
閉所恐怖症の人で設けられるオープンMRIを
設けている施設もあります。
悩んでいるなら脳ドックを受けて
おいて損はないと思いませんか?